症例報告【開口障害・顎関節の痛み】
2025年09月8日
こんにちは。アーク鍼灸整骨院 姪浜院です。
今回は、口を開けるたびに痛みを感じていた30代女性の顎関節の痛みの症例をご紹介します。
顎関節の痛みや開口制限は、日常生活にも大きな支障をきたしますが、「ストレスのせいかも…」「そのうち治るかも」と放置してしまう方も少なくありません。
今回は、実際に施術を通じて改善された方の経過をご紹介します。
30代女性の症例報告【開口障害・顎関節痛の痛み】
ご来院時の状況
福岡市在住の30代女性。
数週間前から、口を大きく開けるときに、顎関節に痛みが生じ、次第に側頭部の痛みも感じるようになったとのことでご来院されました。
特に、仕事終わりや起床時の痛みが強いとのことでした。
検査結果と症状の特徴
【主な症状】
- 開口時、耳の前あたり(顎関節)に鋭い痛み
- 顎関節周囲筋群の圧痛
- 開口制限(指2本程度)
- 開口時に左右バラバラで開く
- 側頭筋・咬筋・顎二腹筋の緊張
- 姿勢評価では、頭部前方位(ストレートネック)と側頭部の左右差が顕著
- 肩甲骨の左右不均一(左上方回旋ぎみ)
顎関節の可動域と筋の緊張バランス、仕事上の前傾姿勢が多く見られることからから、咀嚼筋と関節円板の機能障害が関係している「顎関節症(関節円板の偏位を伴うタイプ)」と判断しました。
初期施術内容と経過と改善
【施術内容】
物理療法
ハイボルト療法による疼痛緩和と筋緊張の軽減
微弱電流(マイクロカレント)で組織修復とリラックス促進
手技療法
側頭筋、咬筋、胸鎖乳突筋への筋膜リリース
顎関節周囲(関節包)と咀嚼筋群の調整
頸椎〜胸椎のモビライゼーションで頭部の位置改善
セルフケアサポート
開口訓練(痛みの出ない範囲での可動訓練)
顎関節に負担のかかる習慣(頬杖・うつぶせ・片噛みなど)の指導
経過と改善
初回施術後、開口時の痛みが軽減し、「指2本強」まで開けるように。
3回目の施術で「カクッ」というクリック音も減少し、日常的な会話や食事が楽になってきたと実感されました。
5回目の施術では、指3本分までスムーズに開口できるようになり、顎関節への違和感もほぼ解消。姿勢改善も並行して進めたことで、症状の再発リスクを軽減し、施術を終了されました。
顎の不調、もしかして「顎関節症」かも?
✅ 口を開けると「カクッ」と音がする
✅ 食事中に顎が疲れる・痛い
✅ 朝起きたときに顎がこわばる
✅ 口が開けにくくなってきた
✅ 頭痛や肩こりも一緒にある
このような症状は、顎関節やその周囲の筋肉のバランスが崩れている可能性があります。
我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。
アーク鍼灸整骨院では、原因をしっかり見極めた上での専門的なアプローチで、顎の不調にも対応いたします。

【この記事の監修者】
坂元 大海(さかもと おおみ)
<所有資格>
理学療法士、鍼灸師、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、MBA(経営学修士)
<実績>
数多くのプロ選手や日本代表、俳優のコンディショニングを担当。大学(久留米大学、九州共立大学など)での講師や国際的スポーツ大会でのサポート実績あり。専門書の執筆多数。フィットネス・ヘルスケア企業のコンサルティングも10社以上実施している。






