足関節(足首)捻挫


- スポーツで足首を捻挫した
- 試合が近いので早く捻挫を治したい
- テーピングをしてほしい
- 福岡市西区姪浜で足関節(足首)捻挫の治療が得意な整骨院・整体を探している

足関節(足首)捻挫とは

足関節捻挫は、スポーツや日常生活でよく発生する怪我です。捻挫と聞くと軽くとらえられがちですが、実は骨と骨を繋ぎ関節の安定性の役割を果たす靭帯が損傷するケガなので、しっかりと治療することが大切になります。
特に起こりやすい足関節捻挫が内反捻挫で足首を内側に捻じることで外側の靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯)を損傷します。
外反捻挫は、足首を外側に捻ることで発生する捻挫であり、発生頻度は低いものの、重症化しやすい特徴があります。このタイプの捻挫では、足首の内側にある三角靭帯が損傷を受けることが多く、場合によっては脛骨の骨折を伴うこともあります。靭帯損傷だけでなく骨の損傷が加わると、治療期間が長引くことがあり、適切な診断と治療が重要です。
靭帯損傷の重症度
足関節捻挫による靭帯損傷には3段階の損傷レベルがあります。
- 1度損傷(軽傷):靭帯がごく一部断裂した状態です。わずかな腫れと痛みがありますが、不安定性は見られません。
- 2度損傷(中等度):完全断裂まではないものの、中等度の靭帯断裂がみられる状態です。腫れと痛みがあり、わずかに不安定性が見られます。
- 3度損傷(重度):完全に靭帯が断裂している状態です。腫れや内出血、加重痛などが見られます。不安定性もあるので、早期回復のために数週間の固定が必要となります。
応急処置(RICE処置)
足関節捻挫の初期治療として、RICE療法(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)を行うことで症状の悪化を防ぐことができます。
- REST(安静):患部である足首を固定し動かしすぎないようにしましょう。
- ICE(冷却):足首を氷バケツや氷嚢で15分程度冷やします。
- COMPRESSION(圧迫):テーピングや包帯などで患部を圧迫し、腫れの予防を行います。
- ELEVATION(挙上):足を挙げることで腫れを防ぎます。

足関節(足首)捻挫の治療プログラム
重症度によって回復までの経過や治療内容が変わってきます。
- 1度:RICE処置後にテーピングやサポーターで固定を行い、足関節の筋力強化などをおこないます。
- 2度:RICE処置と固定を行います。固定期間も筋力強化などのリハビリを行い、徐々に負荷を増やしていくようにしましょう。
- 3度:不安定性が強い場合には手術療法が適応されることもあります。詳しくは福岡市西区姪浜のアーク鍼灸整骨院へお問合せください。
足関節捻挫の予防策:日常生活で気を付けるポイント
足関節捻挫のリスクを理解する
足関節捻挫は、足首を内側または外側に過剰にひねることで発生します。以下のような要因がリスクを高める可能性があります。
- 運動不足:筋力や柔軟性の低下が原因となります。
- 不適切な靴の選択:足をしっかりサポートできない靴は、捻挫を引き起こしやすくなります。
- 過去の捻挫歴:一度捻挫を経験した足首は再発リスクが高まります。
日常生活での具体的な予防策
1. 適切な靴を選ぶ
足関節捻挫を予防するには、足首を安定させる靴を選ぶことが重要です。
- クッション性の高い靴底:足首への衝撃を吸収します。
- 足首をしっかりホールドするデザイン:運動中のひねりを防ぎます。
- サイズが合った靴:窮屈すぎず、足が動きすぎない靴を選びましょう。
2. 足首の筋力トレーニング
筋力を強化することで、足首の安定性を向上させ、捻挫のリスクを軽減します。
- カーフレイズ:つま先立ちを繰り返す運動でふくらはぎを鍛えます。
- バランスボード:不安定な面でバランスを取ることで、足首周りの筋肉を強化します。
- ストレッチ:アキレス腱や足首の柔軟性を高めます。
3. 正しい姿勢と歩行習慣を身につける
- 背筋を伸ばす:猫背や体のゆがみは足首に不均等な負荷をかけます。
- かかとから着地:足裏全体を使った歩行を心がけることで負荷を分散します。
4. 日常的にテーピングやサポーターを活用
過去に捻挫を経験した方やリスクが高い方は、サポーターやテーピングを活用して足首を保護しましょう。
- テーピング:運動前に足首を固定することで捻挫を予防します。
- サポーター:簡単に装着でき、日常生活でも利用可能です。
捻挫予防に役立つセルフケア
- 温めと冷却:運動後は足首を温めて血行を促進し、疲労を軽減します。
- 軽いマッサージ:足首周りの筋肉をほぐすことで柔軟性を保ちます。
福岡市西区姪浜|アーク鍼灸整骨院の足関節捻挫治療3つのポイント
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痛みに効果!特殊電気ハイボルト治療法
日本代表やプロ選手などにも愛用されるハイボルト治療を行うことで、早期に痛みを改善することが期待できます。
通常の電気治療器では到達しない深い部位の炎症や筋肉の痛みに対しても効果があります。 -
「筋膜リリース」×「背骨・骨盤矯正」で早期・根本改善入れてください
アーク式筋骨格調整法は全身の筋膜と骨格を調整する当院オリジナルの施術法です。
痛みの発生している部位だけでなく、脊柱や骨盤の調整を行い、さらに、全身の筋肉のバランスを整える施術を行います。 -
日常生活で気を付けるポイントを指導いたします。
足関節捻挫の治療は、炎症の軽減や負担の軽減を目的とした方法から始められます。
日常生活においても気を付けるポイントなどわかりやすく指導いたします。

料金について

福岡市西区の姪浜近隣にお住まいで足関節捻挫でお困りの方はアーク鍼灸整骨院へご相談ください。

【この記事の投稿者】
坂元 大海(さかもと おおみ)
<所有資格>
理学療法士、鍼灸師、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、MBA(経営学修士)
<実績>
数多くのプロ選手や日本代表、俳優のコンディショニングを担当。大学(久留米大学、九州共立大学など)での講師や国際的スポーツ大会でのサポート実績あり。専門書の執筆多数。フィットネス・ヘルスケア企業のコンサルティングも10社以上実施している。
